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私はここにいる。私はここに存在する。 存在の意味など……不必要だ。 ここにいればいい。ここにいれば……いい。(大嘘なんだけどね)

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短文小説?かも【不定期更新】
まあ、一応データとして・・・もし時間があるなら これらの短文で小説をかくかもしれないし・・・「いつか」の話なんだけどねXD

あと、文法とかのミスがあった場合 教えていただければ凄く嬉しいです


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2008年11月21日

 琴を弾くときの如月が一番きれいだと言われている。そして、如月の琴の音が一番だという評判だ。誰にもいやなことを忘れさせて、安らかで満たされる気持ちになるという。澄んだ音色は人の心を洗って、人を幸せに導くのだと、如月を天女様のように拝む人まで現れた。でも、どんなに褒められてもどんなに崇拝されても 如月は何も言わない。実際に誰も如月の言葉を話す姿を見たことはない。如月はただ静かに微笑んで、すこし鬱の色をしている目を長い睫の後ろに隠れて、やさしく振舞うだけ。如月は字も書かない。筆を手にしたことさえないと 如月の世話を見ている行成公の僕の一人がそう言ったという。人との交流があまりないため 謎めいてて神秘的な人物だと思われがちで、そういうところもまた百姓(ひゃくしょう)に高貴で優雅なお方だという考えをもたらして、いっそいわゆる「如月信者」が増えた。如月はこうして 人々に好かれ尊敬されながらも、だんだん「人」からはずれる存在になってしまっている。


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山墨徒然記   (やまずみつれづれき)

その壱    (2008年5月に書いた)

 源正明が山頂についた時には 朝日はもう半分ぐらい出てきた。ちょっとしたおもっぽくて青めいた空には雲ひとつもなかったが、朝日のまわりの部分だけオレンジ色になって 闇から生み出した光のように輝いて、源正明はその奇妙な違和感に心を揺るがさざるをえなかった。
 「朝日はこんな風に見えてくるんだ」と不意に思う源正明の唇から苦い笑い声がもらした。「あの人にふられてから三日、昔よく見ていたものを見て なんとも言えないような感じがわいてくるのはやはり心境の変化のせいなのか」好きな人に告白したそばから断られたことに深く傷ついた源正明は その日に山へと隠居すると決め、さっそくこの名も知らぬ山に入り込み 隠居生活を始めた。今日は朝日を見ようと決めたのは 一晩ずっと眠れなかったあげく、起きて窓際に坐り 空の色がだんだん白くなってきた時までボーとしていた、暁の頃だった。
 「みっともないなぁ、いい年をしている男が・・・こんな・・・」小さくつぶやいた彼の目には 皮肉の色が浮かびだした。
 こんなはずじゃなかった、自分はこんなことをするような人間じゃないはずだ、と思うたび 今自分がしていることは立派な現実逃避だとしみじみ思い知らせる。
 昨日の黄昏になんか、ねぐらに急ぐカラスを見て思わず涙をこぼした。すごく情けないと思ったが どうして涙がこぼれたのか自分でさえよくわからない。
 「逢う魔が時(おうまがとき)、か・・・ほんとに魔物なんかに逢えるのかな。あっでも、出会いは別れのはじめって言うんだよな。あの人、今何をしているかなぁ・・・一緒にいろんな美しい景色を見たいのにさ・・・」
 そんなことを言ったのが悪かったのでしょうか、また気持ちが落ち込んできて 一晩中目を閉じればあの人の面影 目を開ければ冷たい壁、どうしても眠ることができなかったのだ。
 軽くため息をついて、源正明はある石の上に坐って朝日に注目した。

その弐    (2008年11月)  
 空が暗くなった。もうじき夕立が来る。源正明は小屋にもどった。小屋に帰ったといって特にやることもなく、彼はただ窓際に坐って空を見ながらボーとしている。


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2008年11月24日


愛しさを知った後に来る虚しさが辛い。 (←これっでまさか名言?!笑・・・)


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2008年11月24日


とある男の台詞ーー
 君は永遠に続くたった一つの愛情しか信じないってことはわかってる。確かに私には未来のことを確保するなんてできない。だから、「一生愛してる」だなんて言わない、言ったこともない。そうでしょう。それに最初に告白した時もこう言ったんじゃないか。「いま、私は君を愛してる。私は今のこの気持ちを『今』のものにする。これから過ごす時を全部『今』のようにする。そういう決心がある。だから、私は『今』を諦めない」と。私にあるのは『今』だけだ。だから、私は私が持ってるすべての『今』を、今の一時も一刻も、全部君に捧げる。この気持ちを信じるのも信じないもの君の自由だ。未来のない愛情から目をそらすのも君の勝手だ。だが、この『今』を否定することは認めない、許さない。私の『今』の気持ちは、誰にだって否定されていいようなものじゃない。それは私への侮辱だ。


とある人のモノローグーー
 私は、彼の気持ちを否定はしないが、信じない。信じるということは、私にとって受け止めるへとつながっているからだ。私は彼の気持ちを受け止めない。そんなことできないし、するわけもない。彼は私のこういう考えを全部見通したうえで、それでもその気持ちを諦めないでいるのか。バカなヤツ。この先にあるのは苦しみしかないってわかっているのに。あんな感情、いっそ解き放せば楽になれるのに。そうすれば私も罪悪感から逃れる。どうしてよりによって私なんかを・・・タチの悪いことを・・・


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2008年12月11日

彼女は目を遥か澄み渡る空に向きながら、長い時、自分のそばに忠実にいり、心腹ともいえるその男に、穏やかな口調ではっきりこう言った。
「アシュリア、いつか私を潰そうとする時には、必ず一撃で私を完敗にさせてくれ。生き返るすべなど一切残らず・・・でなければ、君に本当の勝利は訪れないのだろう。」
アシュリアはひどく驚いていた。彼には、この責任感がありながら悠然で、正義感を持ちながら超然で高貴なあるじに背くなど考えたことはない、いや、むしろ考えるわけもない。あるじも、自分の忠誠心を十分に分かっているはずだ。なのに、どうして・・・
アシュリアに目を向かず、ただ空に近づこうとするかのように窓を開けて、天を仰ぎ、その無限に広がる青に見入られたかいなか、高貴な王女は目の色を深めた。
「アシュリア、できるものなら、私は無に還りたい。」アシュリアの言葉が出る前に、彼女は再び緩やかに唇を開いた。
「だが、この世で命をもらった以上、もうかけられた生命の重みから逃げられない。与えられたものを背負い、得たものを抱え、失いつつも生きていけるしかない。私は罪な人間だ、自ら己の命を絶つことはできない。私を止めるには、私を完全に滅するしかないんだ。」
彼女は身を振りかえて、まっすぐな視線をアシュリアに射した。「だからアシュリア、その時は何のためらいもなく、容赦せずにかかってくれ。一度だけのチャンスを見逃すな。」
アシュリアは一瞬、その真摯で強い眼力に身を震わせた。体中に電気が走ったようだ。その目はまるで彼を貫き、切り裂くかのように、強い輝いていた。アシュリアはただ言葉を失ったまま 呆然と立っているだけだった。
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ちょっと・・・
08.11.12

墨染めの
夜空にかけて
かげろいて
わが心にも
忍び込む月

08.08.02

ココロが・・・
うずく。
あせる。
おちつかなくて
むなしい・・・
なんだろう
このきもち。
よわくなってるんだろうか。
おそれているんだろうか。
ふあんになる。
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